天台宗(天台法華円宗)の葬儀の流儀 - 斎場LINK

天台宗(天台法華円宗)の葬儀の流儀

天台宗は、正式名は法華宗とされています。唐王朝の僧侶・最澄によって、日本に伝えられた流派となっています。総本山は比叡山延暦寺(滋賀県大津市)であり、主に京都・滋賀に寺院が集中しており、大本山は岩手県・平泉町、栃木県日光市、台東区、長野市に在ります。

 日本の葬儀形式は、御遺体を自宅等に移送し、御通夜、そして告別式という流れになります。埋葬方法は、火葬となっていますが、これは土葬よりも公衆衛生の面でメリットが大きいです。ただ、日本ではイスラム教(商人が開祖した宗教であり、土葬が流儀となります)の信者のために、山梨県甲州市及び北海道の余市で土葬施設が完備されています。

 法華宗の葬式の流儀は、「信者であれば、死すれば仏に成れるという教え」があります。故人は仏の弟子となるので、迷うことなく故人を仏の所に送るのが流儀となっています。戒名は仏の弟子であり、法名とされます。黄泉に渡るために、碑に一字一字を丁寧に記載して、死者を尊ぶのが法華宗の流儀となります。

 焼香の仕方は、3回位行ないます。作法としては、先ずは「仏前に進んで合掌及び礼拝」し、「右手の親指と人差し指、それに中指で焼香を軽く抓み取り」、「左手を添えて額の前で軽頂戴」をし、そして香炉に静かに入れます。

この作法を3回繰り返し、最後にもう一度、仏前で合掌及び礼拝をします。 数珠は、平珠(ひらだま)という薄い円形の珠のようなものを使用します。左手で持って、合掌の際に親指と人差し指の間に、かけ房を下に垂らします。

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