律宗の特徴と信者の葬儀を行う方法 - 斎場LINK

律宗の特徴と信者の葬儀を行う方法

律宗は南都六宗の一つで鑑真によりもたらされた古くからある宗教の一つで、戒律が厳しいことが特徴です。殺傷や盗みなど基本的な禁止事項から始まり、飲酒や間食の禁止や食事回数の制限など日常生活を正しく律するための戒律が300以上もあります。

経典や論よりもこの戒律を守ることを徹底して行います。現在では信仰者の数は少ないですが、信仰している方はおられます。もちろん先祖代々違う宗派を信仰していても、新たに信仰することも可能です。では、信者が亡くなられた場合、葬儀やお墓はどのようにしたらよいのでしょうか。

まず、現在の檀家制度は江戸時代から出来たものですので、古くからある宗教にはお墓や葬儀といった風習はありません。特に、死は忌み嫌われる存在とされており、律宗の僧侶が葬儀を行うことはありません。この場合、葬式を執り行う場合には他の浄土宗などの宗派の僧侶に依頼する形をとります。

お墓は宗派を問わない霊園に埋葬することになります。この場合、故人が葬式を執り行うことを固辞していた可能性や、身内だけでこっそり執り行いたいと希望していた場合もありますので、故人の遺志を最大限に尊重するようにしましょう。

親と宗派が異なる場合は、親の墓が宗派を問わない霊園の場合は問題ありませんが、寺院墓地などの場合は、異なる宗派の方が同じお墓に入ることは出来ますん。必ずしも親と同じお墓に入る必要はなく、新たにお墓を建てて管理することも可能です。

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